ヒョウの子

夢の中でヒョウの子が現れて、思わず呼んだら座っていた私の膝の上に乗ってきた。慣れているみたいに頭を曲げながら撫でさせてくれた。でもヒョウだから尊敬してしまうと同時に、子供だから思いっきり可愛がってあげたい。体はガッチリしていてその気になればいつでも私を傷つけることは出来るというのに、言葉にされていない信頼関係を感じる。

メソアメリカ文明のヒョウを調べてみると、能力のある古い魂が力を失った時に、ジャガーはその力を取り戻すために協力してくれるパワーアニマルとして扱われる。ジャガーに導かれる魂は未知の環境でも自由に動けるようになるみたい。だから、何かを創造するための内観的な時間と、人と深く触れ合う時間を交互に繰り返しながら遊牧することもできるらしい。

これ、今の自分にピッタリだと思った。

このトーテムがやって来る時は、自分の精神力に注目してその状態を見る機会、自分のダークサイドを分析してその動機を定める機会でもある。

先が暗い時、
分からない時に、
ジャガーの力を感じられれば、
暗い中でも怖がらずに動ける、
明るいところまでジャガーに導かれる。
暗いものを食い尽くして
明るいものに変える力が、ジャガーの力。

そして、ちょうど私が今一番戦っている弱点まで出てきた。

進歩し続けるためには、カオスの中でも心地よさを覚えることが大事。どういう時でも、力を抜いて今を楽しむこと。あなたが直面するべきことはこれ。ありのままの自分をそのまま受け止めて。知らないことを恐れずに周りの状況を受け入れて。暗闇の中でも、落ち着いて歩くのだ。それだけ覚えれば、その時その時の自分に相応しい道が分かるはず。ジャガーは、そのことを思い出させるもの。

この挑戦に成功すれば、失った力も取り戻して、
以前見えなかったものが見えるようになる。


私はもう逃げるのを止める。
夢の中で頭を撫でさせてくれたジャガーの力を借りる。
暗闇の中でも怖がらない。
カオスの中でも混乱して立ち止まらない。


一緒に歩いてくれるよね、

ヒョウの子。

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